大阪市西区からはじまる、シニアの孤立を防ぐ社会実証プロジェクト

かけはし舎は、企業の仕事と地域シニアの経験や得意をつなぎ、地域の中で仕事が循環し続ける仕組みづくりを目指しています。

かけはし舎に、子どもから高齢の方まで様々な世代が集まり、テーブルを囲んで封入やラベル貼り、パソコン作業を楽しそうに一緒に行っているイラスト

取り組みの内容

問題意識

シニアは退職や生活の変化をきっかけに、人と会う機会や地域での役割が減ることがあります。それが孤立につながり、ゆくゆくは健康の問題(フレイル)につながる可能性もあります。必要なのは居場所だけでなく出番・役割であり、それが孤立の防止につながると考えています。

仕事を渡すだけでは
役割にならない

仕事をそのまま渡すだけでは、仕事が終われば関係も終わり、個人の能力に頼ることになります。

かけはし舎がすること

仕事を役割に変え、仲間と取り組みます。シニアが仕事をしやすい環境と、仕事を含めて仲間と共有できる場をつくります。

ベースキャンプとして、仕事の翻訳、得意・希望の把握、役割の設計、仲間との動機づけを行います。これがシニアが仕事を続けたり、かけはし舎に集まったりする動機になります。

企業から見ると、かけはし舎がシニアとの間に立つ橋渡し役になり、安定して頼める仕組みになります。

図:役割と仕事の循環
図:役割と仕事の循環。左は仕事の輪(企業・地域)、右は参加の輪(シニア)、中央はその2つの輪をつなぐ橋となる、かけはし舎(ベースキャンプ)。企業・地域の困りごとが依頼としてかけはし舎に届き、①依頼を受けて仕事を翻訳し役割を設計する。②必要に応じて、かけはし舎の中でのシェアドワークと、地域・お客さまのお宅での訪問ワークに分担する。③ベースキャンプに戻り、体験を共有し、振り返り、感謝・承認を得る。成果は企業・地域へ届き(負担軽減・地域への貢献)、信頼が次の依頼につながる。シニアは集まって仕事に取り組み、自己有用感・役割実感を得て、それがまた集まる動機になる。参加の輪が回り続けること=孤立防止。

企業様と一緒にやりたいこと

仕事を提供していただくことが起点ではなく、御社の困りごとを一緒に整理し、形を一緒に決めます。

「仕事の翻訳」「役割の設計」とは

お預かりした仕事をそのまま渡すのではなく、シニアが力を発揮できる形に組み立て直すことです。

  1. 仕事を分ける手順・量・必要な力ごとに、仕事を無理のない単位に分けます。
  2. 人に合わせる一人ひとりの得意・体力・希望をふまえて、担う役割を決めます。
  3. 仲間で支える一人に頼らず、チームで分担し、フォローし合える形にします。

協働の形の例(いま想定している形)

  • 中かけはし舎の中で行う業務

    資料の封入・仕分け、袋詰め、ラベル貼り、データ入力、経理処理など

  • 外地域・お客さまのお宅で行う仕事

    お宅に伺っての困りごとの対応、簡単な工事・施工、見守りなど

  • マーケティング・モニター

    シニア向けの商品・サービスのマーケティングやモニターへの協力

企業にとってのメリット

業務上の価値

かけはし舎に依頼することで負担が軽くなる、手が回らない業務が進む

社会貢献

地域への貢献につながる

これまでの活動

かけはしカフェの会場で、輪を使った体操を楽しむ参加者の皆さん

かけはしカフェ

四ツ橋の診療所で、約8年続けている地域の方の集まりです。2か月に1回、音楽やおしゃべりを楽しみながら、地域の方と行政・企業の方が顔を合わせています。2026年9月の回には、地域の方10名に加え、区役所や企業の方も参加しました。

私たち(かけはし舎の運営メンバー)

安井博規

地域のかかりつけ医として50年来、皆様の健康を守ってきました。医療を通して、幸せな生活を送るためには、健康であるだけでなく人とのつながりが大切だと考え、様々な人がつながれる「かけはしカフェ」を開催してきました。

かけはしカフェは多くの人の居場所となり、高齢者の孤立を防いでいます。今後より多くの孤立を防ぐために、仕事を通して役割をもてる場所に発展させたく、この度「かけはし舎」を発足させました。

四ツ橋診療所 副院長安井博規

安井の志のもとに集まった4人

  • 石橋直人

  • 内田剛志

  • 太田瑛梨子

  • 山村恒陽

安井が運営する四ツ橋診療所を拠点に、今後も事業として継続することを目指しています

お問い合わせ

ご興味があれば、お気軽にご連絡ください。たとえば、こんなご相談をお受けしています

  • 自社の仕事を、かけはし舎に依頼できるか相談したい
  • どんな仕事なら任せられるか、一緒に考えてほしい
  • 地域への貢献につながる取り組みを考えている
  • 活動について、もっと詳しく知りたい・質問したい
  • まずは話だけ聞いてみたい

シニア向けページ

準備中